なぜヒートトレースは設計が重要なのか
ヒーターを取り付けるだけでは実現できない、安定した温度管理
ヒートトレースを検討される際、「どのヒーターを選べばよいか」というご相談をいただくことがあります。
しかし実際には、ヒーターの選定よりも重要なのが設計です。
同じ配管であっても、外気温度や維持したい温度、配管サイズ、保温仕様、設置環境によって必要なヒーター容量は大きく変わります。
適切な設計を行わなければ、温度不足による凍結や流体固化、逆に過剰設計によるイニシャルコストやランニングコストの増加につながる可能性があります。
ヒーター選定の前に必要な熱設計
ヒートトレースでは、まず対象設備からどれだけ熱が逃げるのかを把握する必要があります。
配管径、配管長さ、維持温度、最低外気温度、保温材の種類や厚みなどの条件から熱損失を算出し、その熱量を補うために必要なヒーターを選定します。
つまり、ヒートトレースは「ヒーターありき」ではなく、「熱設計ありき」の設備なのです。
設計条件によって最適解は異なる
例えば凍結防止目的であれば自己制御型ヒータが最適な場合が多い一方、高温のプロセス保温では一定出力型ヒータやMIヒータが適している場合があります。
また、防爆エリアでは使用できるヒーターやアクセサリーにも制限があり、安全性や法規制への適合も考慮しなければなりません。
そのためヒートトレースには、製品知識だけでなく熱設計や施工まで含めた総合的なエンジニアリングが求められます。
テクノカシワが設計を重視する理由
テクノカシワではヒートトレースを単なる製品販売ではなく、「設備を安定稼働させるためのシステム」と考えています。
熱計算からヒーター選定、制御方法の検討、施工計画までを含めて設計することで、お客様の設備条件に合わせた最適なヒートトレースシステムをご提案しています。
適切な設計は、
- 温度維持性能の向上
- 省エネルギー化
- メンテナンス負荷の軽減
- 長期的な設備安定運転
につながります。
ヒートトレースの設計をご検討中の方へ
ートトレースの性能は、設計条件によって大きく左右されます。
下記リンクより設計条件書をダウンロードいただき、必要事項をご記入のうえお問い合わせください。
内容を確認後、当社エンジニアが設備条件に合わせた最適なヒートトレースシステムをご提案いたします。