自己制御ヒータ(電力制限ヒータ)
耐熱温度が高く、高温のプロセス保温に適したヒーティングケーブル
電力制限ヒーティングケーブル”VPLシリーズ”は2本の平行導線の廻りにコイル状の合金抵抗体発熱体により周囲温度に応じ、ヒータが自ら出力を可変させるヒータです。導体との接続間隔が発熱ゾーン長になります。
VPLヒーティングケーブルはゾーン毎に1回のみ交差することができます。この機能により、配管フランジ、バルブ等に取り付ける際にヒータ同士を交差(ゾーン毎で1回だけ)させても、ヒータが焼き切れることはありません。
また、構造上2本の平行導線間に無数の抵抗線が結合されているのと同じ事から、並列回路ヒータとも呼んでおります。従って、2本の導線間のゾーン長当りの発熱量は、電力制限ヒータの長さが変わっても変わらないので、現場にて自由な長さに切って取付することが可能です。
100V仕様(100-130V), 200V仕様(200-277V), 400V仕様(400-480V)を用意しております。
主として耐熱温度が高く、最高235℃までのプロセス保温用途に使用されます。
特定のヒータ型式において、国内初の防爆構造電気機械器具型式検定認可システムであり、スチームトレースや温水トレース以外の選択肢となり得ます。
同じく、型式検定認可を受けた専用のアクセサリ(電源接続キット、エンドシールキット)との組合せにより、日本国内における1種並びに2種危険場所での電気ヒーティングシステムとして使用することができます。
各種配管・タンク凍結防止、プロセス保温(防爆エリアにも対応)
化学工場、飲食料工場、石油精製プラント、発電所、ゴミ焼却場、など
化学工場:硫黄ガス、パーム油、ウレタン原料、有機溶剤及び製品|配管及びタンク
食品工場:液糖、水飴、食用油及び製品|配管及びタンク
発電所:ガス、重油、軽油|各種燃料配管及びタンク
石油備蓄基地:重油、軽油|各種配管及びタンク
船舶:燃料配管、など
5VPL1-CT | 10VPL1-CT | 15VPL1-CT | 20VPL1-CT | |
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使用電圧(VAC) | 100 | |||
動線サイズ | 12AWG(3.3mm2) | |||
外装被覆の色 | 赤色 | |||
重量(標準値g/m) | 200 | |||
幅(mm) | 11.7 | |||
厚さ(mm) | 7.9 | |||
最小曲げ半径(mm) | 19 | |||
最高保持温度(電源ON時) | 100V: 235℃ |
100V: 220℃ |
100V: 210℃ |
100V: 150℃ |
120V: 230℃ |
120V: 205℃ |
120V: 170℃ |
120V: 150℃ |
|
最高暴露温度(電源OFF時) | 260℃ |
5VPL2-CT | 10VPL2-CT※ | 15VPL2-CT※ | 20VPL2-CT | |
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使用電圧(VAC) | 200 | |||
動線サイズ | 12AWG(3.3mm2) | |||
外装被覆の色 | 赤色 | |||
重量(標準値g/m) | 200 | |||
幅(mm) | 11.7 | |||
厚さ(mm) | 7.9 | |||
最小曲げ半径(mm) | 19 | |||
最高保持温度(電源ON時) | 200V: 235℃ |
200V: 220℃ |
200V: 210℃ |
200V: 150℃ |
240V: 230℃ |
240V: 205℃ |
240V: 170℃ |
240V: 150℃ |
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最高暴露温度(電源OFF時) | 260℃ |
※400V仕様の取り扱いもあります。
※印のヒータは特定の付属品との組合せ使用により、日本国内の1種2種危険場所または第一、二類危険箇所でお使い頂ける防爆検定に合格しております。詳細は弊社宛にお問合せください。