オート・トレースヒータは、1970年代に米国レイケム社が世界に先駆けて開発した自己制御性で並列回路のヒータです。
レイケムブランドのオート・トレースヒータ(自己制御型ヒータ)は、サーモスタットを使用しなくても異常加熱したり焼き切れたりすることがありません。信頼性の高い安全な電気加熱保温が行えます。また、発熱体が連続的な並列回路構造をしているため、現場で必要な長さに切ったり、重ね巻きすることもできます。
これらの信頼性、施工の簡易性など、レイケムブランドのオート・トレースヒータ(自己制御型ヒータ)の優位性により、各種産業での凍結防止からプロセス保温(最大150℃)まで様々な場面にて広く使用されています。
オート・トレースヒータは、1970年代に米国レイケム社が世界に先駆けて開発した自己制御性で並列回路のヒータです。
レイケムブランドのオート・トレースヒータ(自己制御型ヒータ)は、サーモスタットを使用しなくても異常加熱したり焼き切れたりすることがありません。信頼性の高い安全な電気加熱保温が行えます。また、発熱体が連続的な並列回路構造をしているため、現場で必要な長さに切ったり、重ね巻きすることもできます。
これらの信頼性、施工の簡易性など、レイケムブランドのオート・トレースヒータ(自己制御型ヒータ)の優位性により、各種産業での凍結防止からプロセス保温(最大150℃)まで様々な場面にて広く使用されています。
また、レイケムブランドのオート・トレースヒータ(自己制御型ヒータ)は、耐薬品性に優れ化学工業薬品、燃料油、食品等のプロセス保温にも最適です。レイケムブランドのオート・トレースヒータ(自己制御型ヒータ)の高い信頼性はその実績が示す様に原子力発電所、LPG貯蔵タンク、ウラン燃料製造プラントのような高度の技術を要求される分野にまで現在幅広く使用されています。
1高い安全性
周辺温度に合わせて発熱量を変化させ、異常加熱を防ぐ
⾃⼰制御ヒータの発熱抵抗体はグラファイト(導電性カーボン)と放射線架橋ポリマーの混合物で、特徴である⾃⼰制御性は、この発熱抵抗体の特性によるものです。
右の写真は発熱抵抗体の構造であり、温めたい対象物(配管、タンク等)が低温時の状態では放射線架橋ポリマが収縮し、グラファイトの良樹が増加することになり、電流通路が多く=抵抗値⼩となり、発熱量が⼤きくなります。
反対に⾼温度では、放射線架橋ポリマーが膨張して、電流通路を少なくします。その結果、抵抗値を増⼤させることで、発熱量を減少させます。右グラフは上述の状態を⽰しています。
これらの特⻑から、ヒータ同⼠を交差して使⽤しても、⾃⼰制御性が働いて過加熱をピンポイントで防ぎ、過熱によるヒータの焼き切れもありません。
2容易な施工
電圧が並列にかかっているため、
「切断」・「接続」・「T分岐」が可能
電流は発熱抵抗体内(発熱体)の平⾏導線間で垂直⽅向に連続的な発熱回路を形成して流れます。
この構造は2本の平⾏導線間に無数の抵抗線が結合されているのと同じ事から、並列回路ヒータと呼んでいます。
従って、2本の導線間の単位⻑当りの発熱量は、⾃⼰制御ヒータの⻑さが変わっても不変のため、⾃由な⻑さに切る、つなげる、T分岐させることが可能です。
これは通常電熱線のような直列型のヒータでは困難なため、設計、施⼯上において⾮常に⼤きな利点となります。
※⾃⼰制御ヒータには、
・2本の平⾏導線の最⼤許容電流値
・末端における電圧降下による出⼒の低下
の⼆つの理由から、⼀回路当りの最⻑使⽤⻑に限度があります。詳しくは弊社までお問い合わせください。
3防爆対応
弊社扱いのレイケムブランドの⾃⼰制御ヒーティングシステムは、社団法⼈産業安全技術協会の防爆構造電気機械器具型式検定に合格しています。
・国内で6,000回路以上の納⼊実績
・国内初の型式検定に合格
・安全増防爆構造
・主要なヒータと組み合わせたAC100V系システム、AC200V系システム、AC400V系システム、サーモスタットを⽤意
・国内1種および2種危険場所または、第⼀類および第⼆類危険箇所で使⽤可能